資格取得サポート有の企業例
資格を取得するためにサポートしている企業もある
介護職は未経験でも無資格でもはじめることができますが、仕事の幅を広げ将来に向けてキャリアアップも考えているのであれば、資格を取得しておいた方が良いと先述しました。
介護の資格はいくつかありますが、その中でもハードルが低いのは介護の基礎的な知識や技術が学べる「介護職員初任者研修」です。決められたカリキュラムを受講すれば取得できる資格ではありますが、それなりに費用がかかってしまうため受講に消極的な人もいます。ですが、資格を取得するためにさまざまなサポートを行っている企業もあるので、上手に活用すれば思ったよりも手軽に取得することが可能です。ここではどんなサポートを行っているのか、具体的に紹介していきます。
これから介護職を目指す人向けのA社のサポート
「資格を持っていないけど介護の仕事にチャレンジしたい」という人のサポートを行っているA社の資格取得支援サポートを具体的に見ていきましょう。A社では介護の現場では欠かせない身体介護を含めた介護サービスを行うために「介護職員初任者研修」の取得を目指して、無資格の人に上限65,000円を補助しています。ただし、サポートの対象者は入社が確定している人のみです。まだ面接を受けていない人は資格取得の講座に申し込むことはできません。
また、A社が行っている講座だけでなく他社の講座も受講可能なので、地方在住でA社の講座を受ける環境がない人も気兼ねなく受講できます。
働きながら資格取得を目指す人向けのB社のサポート
介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者住宅を運営しているB社は、無資格の人を対象とした資格取得支援制度を設けています。介護の仕事は無資格や未経験でもはじめられますが、この企業では運営している施設で働きながら資格を取得できるのでより実践的な環境で学べます。
また、講座費用は社員割引価格なので思っているよりも安く受講できますし、資格を取得後、就業して3か月経ったら支払った金額がキャッシュバックされるので、実質無料で取得することができます。さらに、受講しやすいように講座のスケジュールに合わせて勤務日も調整できるので、仕事に影響を与えることもありません。
自分のペースで資格取得を目指す人向けのC社のサポート
特別養護老人ホームやショートステイ、小規模多機能型居宅介護など、さまざまな形態の施設を30年以上運営しているC社では無資格の人を対象に自身が運営している施設で働きながら資格を取得するサポートを行っています。実際に働きながら受講したい人、資格を取得してからしっかりと働きたい人、など取得方法は個人に任せられているので自分のペースで無理なく取得できます。
具体的なサポートは「受講料を全額負担する」というものですが、入社が確定し、かつ「正社員もしくは準社員希望の人」「3か月以内に介護職員初任者研修の取得が見込める人」といった条件があるため、まずは施設の面接を受ける必要があります。
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